迷惑ビラ、チラシの扱い
朝日新聞6月27日声欄に「快適集合住宅でも管理過剰」と題する投稿が掲載された。投稿された方は、老後の暮らし方を考えて、3年前にマンションライフを始めた60歳代の方らしい。その方は、「マンションライフには概ね満足しているが、チラシ類を全て有害とみなして排除する管理員(管理会社)の対応には疑問がある。チラシ類は個人宛に投函される物であるから、それが政治、宗教、風俗関係のものであったとしても、管理員(管理会社)が投函を拒否するのは越権行為だ。その結果として政治に無知、無関心な人が増えていくのかと気がもめる」と主張されている。
さて、このような意見が管理組合に寄せられた場合、どのように対応したらよいのだろうか?
判断する前に、一般的な管理組合ではどのような対応をしているか考えてみた。ビラ、チラシ類(行政広報紙等を除く)の未承認投函は、ほとんどのところで認めていない。特に子弟に有害なチラシをよしとする管理組合は皆無といって過言でない。何故なら、管理組合という団体の意思を決めているのは社会人と呼ばれる人間だからだ。有害物を好んで引き寄せようとする人はいないし、求めていないものを一方的に投函されるのは迷惑と考えるのは普通の感覚だろう。
有害チラシはともかくとして、チラシ類を投函させない理由は何か?
マンション管理の現場で感じる事は、ルール、マナーを守らない、守れない居住者が多いという現実だ。チラシ類は自宅へ持ち帰って!とお願いしても、何パーセントかの人は共用部へ置いていく。共用部はみんなが使うところだから綺麗にしておかなければいけない、といった自覚は残念ながら欠如している。(自己中心的な人、共同住宅の基本的なことを学ぼうとしない人、公衆道徳に鈍感な人はどこにでもいる)
チラシ類の投函禁止措置というのは、マナーを遵守できない人がいるからやらざるを得ない、猫を追うより鰹節どかせ式手段なのだ。ゴミの出し方などのマナー問題と根っこは同じで、物事の本質はこの辺りにある。
さて、意見に対する対応だが、チラシ類の扱いはどうあるべきか、現状の課題は何か、といったことを理事会で検討して、その内容を具申者に回答することになるのだが、具体的な方法も思案したほうがよい。
また、いうまでもないことだが、管理会社(管理員)を指揮しているのは管理組合なのだから、理事会は居住者の意見をきちんと受け止めて、管理会社に必要な指示を行う事を忘れてはならない。
◆この続きは、上部グローバルナビゲーション自主管理支援でご覧ください。

コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。 承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)