2008年10月10日

マンション施工会社(新井組)の倒産について

コンクリート打設工事 004.JPG

関西地域の中堅ゼネコンの新井組が10月8日、倒産した。「米国サブプライムローン問題が表面化して国内の不動産市況が悪化し、マンションデベロッパーの倒産が相次ぎ、請負代金の回収が滞った」というのが原因らしい。

昨日の株大幅安に象徴されるように、最近の景気状況は厳しいものがあって、デベロッパーやゼネコンの倒産がいつ発生してもおかしくない負の連鎖状態にあるようだ。

施工会社の倒産を耳にした(マンション管理系の)関係者が気をつけなければいけないのは、新築後のアフターサービス関係への影響だ。つい最近も「アフターサービス基準に記載されている項目を履行しない」という事例があった。

それは、「管理会社経由で、アフターサービス要求しているが、数年間放置されている」「売主が対応しないのは施工会社(K建設㈱)が倒産していることが影響している」というものだった。

このケースでは、

①管理委託契約書の仕様書(業務範囲)を確認したほうがよい。

②全て管理会社にお任せという姿勢は反省する。

第三者任せで放置した結果、問題の解決を遅らせるとともに、将来余計な労力、コストが生じる恐れがる。等々の指摘をした。

売買契約に関する問題については、契約当事者が乙と直接交渉して、問題点を正確に把握する必要がある。その上で次の手立てを講じなければならない。

足立区内にも問題の会社(新井組)が施工した築浅マンションがあるようだ。該当する管理組合は、アフターサービス等に対する影響の有無を把握する必要がある。そして、売主の姿勢に不安がある場合は確約(覚書)させる等の行動が求められる。更に付け加えるならば、こういうことは気づいたら速やかに実行すべきだ。

倒産情報:「エルズ」シリーズマンションの開発・分譲会社エルクリエイト(本社・横浜市)10月2日破産。

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