戸建てへの転居
先月、住み慣れた千住のマンションを売却し、西武新宿線沿線の戸建てに転居した。
住んでいた所は所謂下町と呼ばれる地域で、人情味が豊かな暮らしやすい所であった。地元の町内会には、防犯部長兼交通部長として参画し、地域の人たちとふれあった。マンション住民の一人として、標準管理規約に書かれる「地域コミュニティに配慮した」を地でいった良好な関係を構築し、みんなから喜ばれた。短期間ではあったが多少お役に立てたかな…と考えている。
そのような環境にいた者が何故転居しなければならなかったか?
隣家が売買され、夜を活動時間帯とした中国人女性が区分所有者になった。ファミリー居住者なら良かったのだが、不明外国人が出入りすることがあり、「偽装〇〇」のアジトになったような感じだ。我家は平穏を望むごく普通のファミリーなので、この種の人たちにはアレルギーを覚える。
この件について、居住者名簿を提出させる等の対策を講じるよう管理組合に助言したが、管理会社とつるんで無策、無視を決め込まれた。
また、次期役員選出をめぐっては、「民主的な役員選出はこうあるべきだ」と物事の道理を理事会で直接説明したのだが、全く無視された。
共用廊下の使い方を注意しても反省しない態度、身元を明らかに出来ない人たち、おかしな服装の集団が早朝通用口から入館する様、どれをとってもマンションのグレードを下げる行為だ。これらは、おとなしい鳩の糞害同様、たちの悪い迷惑行為だから改善する必要があると(マンション管理の)専門家は考えたが、理事や組合員の理解を得る事はできなかった。
問題や原因のいかんを問わず、ほとんどの組合員は「聴かざる」「いわざる」を決め込む。マンション内が騒々しくなる事は避けたい、目立つ事はしたくない、という庶民感情が優先される日本的事情もある。問題の本質追及や予防保全といった洞察的対応に目が届かないのはやむを得ないが、気づいたら何らかの行動をして欲しいものだ。
「管理とは何か」を知る、「そのノウハウ」を学ぶ、「自立」する、すると管理会社と対等に話せる。要は自ら行動する姿勢がなかったならば、自立はできないのだ。
面倒な事はしたくないからマンションに住んだ、という人もいる。しかし、そのような態度では共同住宅は住みやすくなるはずがない。何故なら、戸建てと違い上下、左右が壁一枚、床一枚でつながっているのだから、他者に無関心でいられるはずがない。
自らの意思で、自ら考えて行動する。判断は適時適切に行なう、誰にも邪魔をさせずに…。正しい事をきちんと実行するということが、共同住宅には大切な事なのだが、それが難しいとなったならば、家族を守るため他の方法を選択せざるを得ない。

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