2010年5月 6日

電気自動車シェア

4月27日朝刊に「入居者で電気自動車をシェア オリックス分譲マンション」という記事が掲載された。このところ環境問題関連記事が目に付くが、マンションに関係した記事が増えていることも注目に値することだと喜んでいる。
以前、今回記事と類似性がある「プラグイン・電気自動車設備」のことを書いたが、それはどちらかというと設備系のことで、今回は管理運営ソフトの色彩が強い。
記事は「2012年完成予定の川崎市の高層マンション(33F,300戸)でハイブリッド車2台、EV車2台を初めて用意。カーシェア大手のオリックス自動車が運用し、月額数千円の基本料と時間や走行距離に応じた料金を払えば、利用できる。充電のための設備が必要だが、マンションの売りの一つになると見て、EV車の導入を増やしていく」という内容だ。

駐車場はマンション敷地の内、外どちらなのか、電気自動車充電設備は業者所有なのかなど、管理組合が負担することになる業務、費用等は、この記事だけではわからない。
わからないことは多いが、このような先進的な取組みには好感が持てる。最近の大規模マンションは、便利さや健康志向関連等を売りにしたものが多いが、「あればいいね」程度の設備はいずれ『不要不急」「分不相応な施設」として、管理組合運営の問題児になることが懸念される。しかし、今回のように社会全体が求めるような設備の場合は、その心配はない。

既存マンションでも、一定規模以上のところはこのような先進的な取組みを検討してみてはどうだろう。マンションの価値が上がることは間違いなしと思えるから、設備導入が必要な場合は長期修繕項目に入れるなど、時代を見据えた早目の検討をお勧めしたい。同時に、カーシェア業界の熱意にも期待している。

〔参考〕賃貸マンションの事例(新聞記事)
「三井物産は、自動車を複数の会員で共同利用する『カーシェアリング』事業で野村不動産投信と提携し、野村の賃貸マンション(駐車場が空いている物件)に子会社のカーシェアリング・ジャパン(サービス名『カレコ』)が貸し出し拠点を設けることにした」という記事が載った。(平成21年12月4日朝日)

〔参考〕レンタカーのオリックス自動車が、平成23年4月1日から、東京都墨田、千代田、港、新宿、板橋区にある駐車場計5箇所でサービスを開始する。注目の料金だが、月会費(金額不詳)に加えて、時間と距離に応じた料金が必要で、時間料金が15分150円、距離料金は1キロ30円に設定。(平成23年3月1日朝日)

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